気持ちを伝えたい【スタッフ・こげら日記】

2023-09-11

今年の4月から放課後等デイの職員になりました。
実はそれ以前からスタッフとして働いています。
大学進学からでしたので、4年ほどになります。

働き始めた年の夏に水族館へ遠足に行きました。
ペアになったメンバーはあまり魚に興味がなく、
時間のほとんどを、館内を歩き回って過ごすことになりました。

帰ってきてからの振り返りでこのことを職員に伝えると、
「何か思うことはないか?」と聞かれました。

オープンクエスチョンが苦手な私は、「特にないです」と答えましたが、
本当にメンバーは楽しめていたのか、
自分の支援は適切だったのか、と
自分なりに考えてはいました。

しかし言葉にならない私の気持ちに、
その職員は当然気づくことが出来ません。
「支援についてよく考えなさい」というようなことを言われました。
考えているのに!と悔しくなったことを覚えています。

障がいのある方にとって、自分の気持ちを言葉で伝えるのは簡単ではありません。
当時の私のように、発語があっても上手く意思を伝えられるとは限りません。

言葉になったものが全てではなく、身振りを観察したり
選択肢を絞って聞くなど、工夫の必要があるのだと思います。

スタッフとして働いているときよりも、気を配ることが多く余裕のない毎日です。
それでもメンバーが楽しく過ごせるよう、
個々の意思を尊重した支援をしていきたいものです。
自分の気持ちも一緒に働く人やメンバーに伝えていけるといいですね。
(tana)


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