「幸せ」の価値観【スタッフ・こげら日記】
2024-09-16
「自分らしく生き抜く」というこげら会のスローガンがあります。
この言葉のなかには、障害があってもなくても自分らしく
幸せに暮らしていける社会を創る、
という意味も込められていると私は解釈しています。
幸せに暮らすというのは、どのような暮らしを指すのでしょうか?
毎日を楽しんで暮らすこと?将来の為にお金を貯めて暮らすこと?
家族と一緒に暮らすこと?夢を追いかけて暮らすこと?
「幸せ」の価値観は人それぞれなので、ここに答えはないように思います。
となると幸せに暮らしていける社会というのもどのような社会なのか…
これもまた答えが見つかりません。
去年の春、10年関わった利用者様が天国へ旅立ってしまいました。
10年以上この仕事をしていますが初めてのことで、
また突然だったので目の前が真っ暗になりました。
その方は幸せだったのだろうか?
その方が楽しく暮らせるようにサポート出来ていただろうか?
もっと私にできることはなかったのだろうか?と自問自答を繰り返し、
自分の仕事に意味や価値を見出せなくなってしまいました。
1年以上経った今もその自問自答は繰り返され、
人によって異なる「幸せ」の価値観を
どのように理解して具現化していくかは、
正直私にできるようになるのか全く想像がつきません。
命とは尊いもので、等しく大切にするべきものです。
そして、始まりがあれば必ず終わりがあるものです。
終わりを迎えるその時に“あ~幸せな人生だったな”と
すべての人が思える世界になって欲しい。
その為に私は人が「幸せ」だと感じるもの、
人が「幸せになりたい」と思うことを、尊重し
サポートできる人間になりたいと今は思っています。
夜中にラーメンを食べたって、
好きなアイドルにお金を注ぎ込んだって、いいじゃない。
命があって明日を想像しながら生活できることがいかに尊いことか。
毎日をとにかく楽しく生きることも、
健康に長く生きていくために努力することも、
将来の為にたくさん準備して生きることも、
どれも「幸せ」な暮らしの形です。
私も私なりの「幸せ」の形を描き、
未来を想像して生きていきたいものです。
まずはディスニークルーズに行きたいなあ…(笑)
(sheep)