絆【スタッフ・こげら日記】
2024-10-28
皆さんにも経験はあると思います。
学生時代(高校や大学等)に、友達がいて数えきれないくらい遊んだ。
卒業後も定期的に会える関係だった。
しかし!お互いに仕事や家庭の事が忙しくなり、
気付いたら疎遠になってしまった。
正直寂しいですよね。
こういった時に「何か会えるきっかけがあればなあ…」と、ふと思います。
今回の方は、DさんとEさん。
卒業後数ヶ月ぶりに再会した2人の利用者の方の話しです。
2人は高校を卒業するまでは同じ放課後デイサービスを利用していました。
(小、中、高と長い付き合いだったそうです。)
高校では3年間学校やクラスが一緒だったようです。
卒業してからは、別々の職場で働くことになりました。
学校を卒業した年はコロナ禍で、日常生活に制限もありました。
それに伴い、こげらの利用も控えていました。
今回は数年ぶりの利用。加えて久しぶりに友達との再会。
日中ガイドで外出。そのまま短期入所入りという流れでした。
私は短期入所のみの担当でしたが、2人の表情を見ると
「なるほど…一緒に外出出来て楽しかったんだな」と感じました。
日中D担当したヘルパーの方の引継ぎを聞いても、
「心の底から楽しめたんだな」と思わされる内容でした。
短期入所では、日中行った場所や、写真や学生時代のアルバムを見たり、
テレビを一緒に見て楽しんだりと、とても楽しまれていました。
私は2人の時間を邪魔していけないと思いそっと見守っていましたが、
「ちょっと来てえ」と2人が私を呼んでいたので行くことに。
どうやら私にも楽しかった出来事を共有したかったようです。
1つ1つ思い出の写真を私の前に出し
私がリアクションすると笑みを浮かべ、嬉しさを露わにしていました。
何となく私も温かい気持ちになりました。
楽しかった思い出って、いつまでも心の中に残るんだなと。
翌朝。
Dさんが私に「楽しかった」Eさんが「サイコー!」と、
それぞれ言ってくださいました。
「楽しい時間を提供してくれてありがとう!」と言いたかったのだと思います。
私も温かい気持ちになり
「2日間楽しめて良かったですね。また会えたら嬉しいですね。」
と、つい心の声が出てしまいました(笑)
普段会えないからこそ、
再会した時の喜びや嬉しさは限りなく大きいのだと思います。
そして仕事終わりの帰り道私は思いました。
「学生時代の同級生…今何しているんだろう…元気かな…会いたいなあ」と。
(takuya)