ごはんの量【スタッフ・ガイヘル日記】

2019-09-09

ショートステイで食事の時間。
私は、料理を皿に盛り付け、全員に配っていきますが、
いつも「自分で選ぶ!」「一番少ないの!」と言い、
一番少ないものを選ぶご利用者がいました。
均等に盛り付けたとしても、じーっと見比べていらっしゃるので、
周囲から「面倒くさいなあ」と思われていることでしょう。

しかし、私としては
「もしかしたらご利用者は、食事の量が気になって仕方なくて、
本当は、辛い思いをしているかもしれない…」
そんな考えが、頭の片隅にありました。

何故ならば、私も同じことをしていたからです。
周りの人に見られないよう、自分の物だけ少なく盛り付けていました。

私はいつも「誰よりも少なく食べたい」と思っています。
食事を見ると、「誰よりも少なく食べたい」という考えが頭に浮かび、
それ以外のことが考えられなくなってしまいます。
学生の頃から「痩せたい」という願望が強く、
食事を制限していたのが原因かもしれません。

親と一緒に暮らしていたときは、食卓で親の皿をじーっと見て、
少ない方を自分のものにしていました。
親はさぞ苦しかったことでしょう。
何度も「比べない!」と私を叱りしましたが、
それでも、食事の量が気になって仕方ありませんでした。
そのうち親の目を盗んで皿を取り替えるようになり、食事を捨てるようにもなりました。

ご飯の量が少ないか多いかなんて、実際はどうでもいいもの。
そんなどうでもいいものが、とてつもなく大事なことに感じてしまう…
それが強迫性障害。
私たちは「こだわり」と呼びます。

人によっては、単なる我儘に見えてしまうかもしれません。
「面倒くさいなあ」とつい口にしてしまうのは、仕方のないことだと思っています。
しかし「面倒くさいなあ」で終わらせるのではなく、
「気になって仕方ないんだよね」「不安で仕方ないんだよね」と
相手の心に寄り添って、理解してあげることが、大事だと思っています。(sae)

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