出会ったころを思い出す【スタッフ・ガイヘル日記】
2024-01-22
とある中学生のメンバーのAさん。
“〇〇をやって欲しい”というときに、
ホワイトボードに貼ってある、『kawasu』の写真を指差し、
ご指名で呼ばれることがある。
「kawasuさん、Aさんが呼んでますのでお願いします!」
こんな具合。
関わるようになってから随分時が経ち、仲良く過ごしてきて、
対等の関係において頼りにされているのはやはり嬉しい気持ちがある。
この冒頭を読んでの皆さんの感想は、
「何でもない日常に起こる出来事だな。」
「ま、そんなこともあるよな。」
という印象がほとんどであるような気がする。
ここで、タイトルの『出会ったころを思い出す』
利用の初日、kawasuは関わりに失敗している。
それは私のしょうもない”おふざけ”が原因である。
どんなおふざけか…
その日は『大仏くん』の被り物をしてフロアにいたり脱いでkawasuに戻ってみたり、
そんなパフォーマンスを皆に披露し、変身を繰り返しながら遊んでいた。
初日のAさん… 私kawasuをジーと見ている。
顔と口は”ぽか~ん”としていた。「何者なんだ、この人は…」というような表情。
完全に変な人だという認識をさせてしまったようだ。
数ヶ月間…kawasuを見るとジー…不審な眼差しがそこにはあった。
お母様も「もうお面はやめましょうね」…返す言葉が無い。その通りである。
それからは全力で汚名返上をするべく行動したのは、言うまでもない。
と、こんなことを思い出す。
今はとびっきりの笑顔で、お互いでゲラゲラ笑ったり、ジェスチャーで思いを伝えあったり、楽しくしている。
(kawasu)