食べたいものは?【スタッフ・ガイヘル日記】

2022-04-18

僕が初めて支援に入ったご利用者(Iさん)のお話です。
事前に情報を調べ、当日支援に入りました。

初対面なので、Iさんはとても緊張しているようでした。

Iさんは公園に行くことが多いと聞いていました。
その日は天気が良かったので、昭和記念公園へ。

「Iさん、今日はお天気が良いので
昭和記念公園に行ってお散歩しますか?」
そう伝えると緊張していた表情が解け、
少し笑顔が見られるようになりました。

立川駅から昭和記念公園に向かっていましたが、
ちょうど通り道にガストを発見。
12時過ぎの混雑は避けようと思い、
散歩前に少し早めの昼食をとることに。

Iさんはメニュー選びがうまくできないため、
僕がIさんの好きそうなものを注文しました。

事前に肉料理が好き(からあげなど)と聞いていたので
唐揚げ定食を注文しました。
(ちなみに僕はハンバーグセットです。)

そして、いざ料理が届くと表情を曇らせたのです。
「あれ?まだお腹が空いてないのかな?」

小皿に分けた唐揚げを口に近づけると、
手で押しのけて嫌がります。
サラダや味噌汁は食べるのですが、
唐揚げはやはり嫌がります。

時間を空けてみても変わりません。

情報では唐揚げが好きと書いてあったのに…
唐揚げ以外は食べるので、
お腹が空いてないわけではなさそうです。

そこで、あることに気が付きました。
Iさんはじーっと僕のハンバーグを見つめていたのです。
「もしかしたら、ハンバーグが食べたいのかな?」

幸い僕は一口も手を付けていなかったので、
試しにハンバーグを一口あげると、
Iさんは勢いよく食べ始めました。

「今日は、唐揚げじゃなくてハンバーグの気分だったのか!」

その後は僕のハンバーグと、
Iさんの手を付けていない唐揚げを交換して食べました。
Iさんはハンバーグをきれいに完食されました。

その後は予定通り昭和記念公園に行き、
ゆっくりと気持ちよく散歩することができました。

僕らも毎日の生活の中で、
「〇〇は好きだけど、今日は△△が食べたい」
というような気分になる事がありますよね。

当たり前のことですが、
メニュー選択が難しいご利用者、
意思表示が難しいご利用者にもその感情があるのです。

今回はそんな当たり前の感情を再認識できた支援でした。
(masa)


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